【受賞者インタビュー】「ソーシャルベースらしさ」に向き合った人事担当者の“バリュー策定”への想い

ソーシャルベースが所属するサイバー・バズグループでは、半期に１度、社員総会を開催しています。今回は表彰式にて2023年度下半期「管理部門ベストスタッフ賞」を受賞した大西明弥さんにインタビュー！「ソーシャルベース（SocialBase）」の人事として、バリュー策定や採用活動においての活躍が高く評価されました。今回はバリューや採用にかける想い、また今後の目標などを聞きました。

　

　

―― 受賞おめでとうございます！まずは率直な感想を教えてください。

本当に驚きました…！名前がスクリーンに出た瞬間、正直「え！？あれっ！？何に対してかしらっ！？」ってとにかくビックリしたのが率直な感想です。私の人生の中で、特にビジネスパーソンとしての歩みの中で、こんな数多くのひとの中から自分を選んでいただいて、壇上に上がるという体験は初めてで。なんだか貴重な経験をさせていただいているなと、感謝しました。それと同時に、これまで社会人として過ごしてきた色々な出来事が頭をめぐった感じがしました。わりと長く生きていますので…(笑)

　

　

―― 普段の業務内容を教えてください。

ソーシャルベースのコーポレートGに所属しています。採用や組織づくりなど人事領域がメインで、メンバーのフォローやコンディションケア、あとは総務・労務領域も含めて幅広く携わっています。現在のポジションについてからは約2年です。ソーシャルベースのコーポレート立ち上げが2021年10月のことで、あっという間に3年目に突入しました！

　

―― ソーシャルベースの「バリュー策定」への貢献が、今回の大きな評価ポイントでしたよね。策定の背景を教えてください。

会社の拡大に伴い徐々に社員も増えてきて、それぞれが持つ自分の価値観、やりたいこと、会社に求めるもの、などが良い意味で増えてきたなと思っていました。これは当社の代表も感じていたことでした。

これから会社を大きくしていく中で、同じ方向に向かって走るためにも、大切にしておきたい指標を“共通認識”として揃えておかなきゃね、ということになりました。「ソーシャルベースらしさ」や「大切にしたいこと」を言語化して認識を揃えていくことは、採用においても大切なことですし、会社としての強みになるとも思っていました。

また、ソーシャルベースのビジョンにもあるように「人々に必要とされる会社であり続ける」を実現するためにも、自分たちが途中で道に迷わないように「どう行動し考えるか」を示す地図となるようなバリューが必要だと思いました。

　

―― バリュー策定において大変だったことはありますか？

まずは最初の時点で「どう進めていけば良いのか」が、わからなかったところでしょうか…。経験や知見もなかったので、全てが手探り状態で「まずはここを決めてみようか」とか「ここも着手してみる…？」といった感じで、これといった正解のない中で進めていくのは少し大変でした。

あとは、社内の巻き込み方。自分自身は組織づくりを担当しているので「そろそろバリューが必要だよね」と、日々肌で感じていましたし、四六時中バリュー策定について考えていましたが、他の社員の皆さんは当然そうではなく…。

なので、最初は温度感や反応もどんな感じになるだろうかと気になっていました。どう興味を持ってもらおう、どう巻き込んでいこう、どうスタートしよう…みたいな、空気づくりのような部分ではいろいろ考えてしまうこともありました。突然「バリュー策定を始めますよ！」と言われても、きっと皆さんにとっては唐突すぎるだろう…目の前の業務で日々忙しいし…と。

　

　

でも振り返ってみると「なんだか勝手に１人悩んでいたな」と思います。結果、開始してみると「やろうよ！」「楽しみ！」と言ってもらえたり、キックオフと共に最初に実施した社内アンケートも回答率100％で、純粋に嬉しかったです！

正解のないものを実行していくことの難しさを感じましたが、同時に「学び」もたくさんありました。人事交流会やウェビナーに参加して情報収集していったり、他社の人事の方との繋がりを広げ、色々と経験談をお伺いしたり。社外の方にもたくさん助けていただきました。

　

―― 策定において大切にしていたポイントはありましたか？

最初から綺麗なプロセスでは進められていなかったと思っているのですが、その中でも大切にした、こだわったことを１つ挙げるとしたら「最後は代表に決めてもらう」という点かなと思います。こちらからも「最後は決めてほしいです」とお伝えして、バリューの素になるようなキーワードや材料を集めてお渡ししました。

これは、バリューのつくり方について情報収集をしていく中で「最後は創業者や経営者が責任を持って決める」というのが大事なポイント、というのを見聞きして、それに共感し、ソーシャルベースのバリュー策定でも大切なポイントにしようと決めました。

そして、ついにバリューが決定！先日、コーポレートサイトブログや公式Instagramでも発表させていただきました！今後、このバリューを「ソーシャルベースが大切にしたい価値観」として大事にしながら組織として成長を続けていきたいです。

　

―― 人事担当として、採用にかける想いを聞かせてください。

言葉で伝えるのがほんとうに難しいのですが…ソーシャルベースに共感してもらえる方を「ちゃんと採用したい」という想いが強いです。組織カルチャーや、会社として実現していきたいことや向かっていきたい方向性、ソーシャルベース、サイバー・バズグループが描く未来に共感・共鳴してくれる人と一緒に働きたいと思っています。

「ひと」という財産を扱う人事の仕事は、これといった正解も終わりもないと感じるなかで、特に採用はその入口の部分としてとても大事だと思っています。

今回、バリューを策定し「ソーシャルベースとして、良し、とされること」を言語化できたことで、これからの採用にも必ず活きてくると思うので楽しみですね。今はめちゃくちゃバリューを意識して採用活動をしています！

　

――今後の目標を教えてください。

そうですね…実は「個人の目標」を定めるというのが昔からほんとうに苦手なタイプで…。でも「組織としての目標」となると、こうありたい、みたいなのが浮かんできます！

ソーシャルベースとしてさらにチャレンジを拡大していき、サイバー・バズグループの事業成長に欠かせない存在になれるようワンチームで前進していきたいです。

新たな仲間の採用はもちろんですが、大事な既存メンバーのフォローや育成の強化、長く活き活きと働いてもらえる仕組みづくりなど、組織人事の部分も大事にしたいです。人事領域の全方位において価値を創り続けていきたいです！

　

――ありがとうございました！

　

　

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